今日で8月も終わりです。
今年も泳ぎませんでした。というか、海にさえ行かずに夏が終わりました。
このまま死ぬまで泳ぐことはないのかな……なんだかとってもさみしい気持ちになります。
百人一首の中には夏を詠んだ歌があります。
夏の夜はまだ宵ながら開けぬるを雲のいづこに月宿るなむ
夏の夜は短くて、まだ宵のうちと思っていたが、いつの間にか夜が明けてしまった。これでは月も沈むひまがないだろう。雲のどのあたりにかくれているのだろうか。
昔の人にとって、夏とは短いことの代名詞でした。テレビもラジオもない時代のこと、夜の時間はいろいろな想像をめぐらせてくれたことでしょう。仕事がら、夜中に仕事をすることが多いわけで、夜中にさまざまなアイデアがわいてきます。
これからどんどん日が短くなります。夏の日差しよりも、秋の夜長をたのしむ、そんな年齢になったんですね。
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