2011年4月26日火曜日

原発の御霊

出版の寅です。
4月23日、作家の一条真也氏からチケットを頂いた「シャーマニズムの未来」という東京自由大学のシンポジウムに行ってきました。

そこでマンガ家の岡野玲子さんの発言を聞いて、椅子から落ちそうになるほどの衝撃を受けたのです。なんと彼女は、「原発の御霊にアクセス」し、さらに「それは男の子だった」と言われたのです。

原発の御霊?などという発想は、日本人しかできないんじゃないかな。自分自身を制御できない男の子と考えるだけで、なんだか原発がかわいそうになってきたから不思議です。

地球をガイアと言い換えたとき、生命体というイメージになります。原子をアトムと言い換えると、何かとてもいとしいものに思えてしまいました。
アトムの最終回は、自分自身が原子爆弾になって隕石につっこんでいきます。アトムは自分自身が有している怖さをまた知っていたわけで、原発の力が脅威的であり、それが脅威であるわけです。

原発の御霊という発想に圧倒されたイベントでした。

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